キャリア教育
AIの発達による産業構造の変化や、グローバル化による海外人材との競争など、人々の働き方や生き方はこれまでの時代とは大きく異なってくると予想されています。隆徳館では、こうした変化に対応できるスキルや態度を涵養し、自立的に未来を切り開く力を育成することが必要不可欠と考え、独自の「LEADER+1プログラム」や「レジリエンス教育」などを導入しています。「生きる力」と「生きる知恵」を身につけさせ、その力と知恵を活用して豊かな人生の基盤を築くため、従来の進路指導に加えて、キャリア全般を自ら切り拓いていく能力を養成することに力を入れています。
RYUTOKUKAN LEADER
+1プログラム(RLP)
隆徳館独自の系統的学習により、変化が激しく予測困難な社会で求められる「学力の3要素」を6つの力に集約して体得させ、さまざまな課題を主体的・協働的に解決しながら社会貢献のできる人材を育成。また、PBL(課題解決型学習)を積極的に取り入れることで、解決すべき問題を自ら探して正解のない問いに果敢に挑戦する力、仮説を立ててその検証を繰り返し、最善の解決策を導き出す思考力や判断力(生きる力・生きる知恵)を養成します。
Ryutokukan LEADER + 1 program - RLP -
6つの力+1(学年が設定する力)を養成
多様な生徒が主体的に学び、協働しながら課題を解決する力を育成するための授業
- PBL(課題解決型学習)
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アクティブ・ラーニング - 論語と算盤
(実学と道徳の融合) - 環境・エネルギー教育
- 英語教育
グローバル教育
レジリエンス教育
レジリエンス教育とは、脅威や困難に直面した際にうまく適用していくための過程や能力などをトレーニングしていく教育方法を指します。これから生徒たちが生きていく予測困難なVUCA時代※で求められるのは、自分とは異なる特性を持つ人の考え方・特性・異なる能力を認め、自ら問いを立てた課題について立場が異なる人たちと正しく議論し、自分たちなりの解を導いていく姿勢です。隆徳館では、中学生段階からレジリエンスを意識して育むことで、生徒が将来困難に直面した際に折れない心を持って、しなやかに適応し生き抜いていく力を身につけさせたいと考えています。
先輩に学ぶ(卒業生職業人講話)
隆徳館を卒業し、各分野で活躍する先輩が、それぞれの物語をつれて学校にやってきます。現在の仕事内容や経験談などだけでなく、自分の生徒時代の苦労話や進路実現過程など、具体的な話を聞くことで多様な考え方に触れ、自分と正直に向き合い、仕事をすることの大切さを学び、今後の学校生活やキャリアプランニングに生かすヒントを得ることができる有意義な時間となっています。
ふれあい体験学習・職場体験
高校と合同で開催される、大学・専門学校講師による授業と職業人による職業体験を体験できる講座制授業で、中学生段階から参加することができます。上級学校の専門家や働く人と直接接することにより、また実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義や働くことの意義を理解し、主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことができます。
文化研究発表会
毎年12月に開催される、中学1年から高校3年まで合同で行われる研究発表会。総合的な学習・探求に時間を中心に、協働的学習・調査と、結果のまとめ・表現などの各方法を学び、それぞれが決定したテーマに沿ってクラスやグループごとにプレゼンテーションなどを行います。技術や芸術の授業で制作した作品の展示や、音楽で学んだ歌唱や合奏の発表も行われます。教科横断的な学びを通してこれから社会で求められる思考力・判断力を身につけると同時に、主体性や表現力も試される場となっています。